ニューハーフのフェラ

「タマはさ、男性ホルモンの分泌を抑えるために取らざるを得ないけど、竿取ったからって何も変わるもんじゃないしね」
女になりたいニューハーフのベリーさんだけど、そこまで女性に寄せる必要があるのかしら?と言う疑問はあるそうだ。
あるバーで知り合って、まあそのバーがゲイ寄りのバーなので、ベリーさんがニューハーフであることには別段驚きもしなかった。ああ、そうなのねくらいで。もっとも、まさかこうしてニューハーフのフェラを受けるような仲にまでなるとは思ってもいなかったが。
僕はノンケだけどいいの?と聞くと「スキンシップよスキンシップ。私、フェラ好きだしね」と、ベリーさんも全く抵抗がないようだった。
男性であろうが女性であろうが、フェラと言う行為は変わらない。それはニューハーフのフェラでも同じだ。ただし、男性の力強さと女性の繊細さを併せ持っている上に、もともとは男性なのでいろいろとツボも心得ている。セックスは女性相手じゃないとできないが、フェラならばニューハーフのフェラが一番なんじゃないか?と思うことがある。
そこで葛藤もあったりはする。僕だってその内にまともな恋愛をして家庭を持ちたいとは思っている。そんなありきたりな一般男性でいたい僕が、ニューハーフのフェラで気持ち良くなっている現実は、世間一般の通念からすると眉をしかめられるものだろう。
ニューハーフの出会い
残念ながら、僕がベリーさんと人生を添い遂げることはないと思う。フェラしてもらいながらベリーさんを見下ろすと、パンツの隙間からちょっと大きくなっているイチモツがはみ出ていたりして現実に戻される。
あの竿が無くなってベリーさんが本当の意味で女性になれば・・・と想像することもある。それは妄想の類でしかないけど。
僕はそんなベリーさんのイチモツを視界に入れながら、竿は取らないの?と聞いてみた。すると、ベリーさんはあっけらかんと言った。
「おしっこする時、不便じゃない?」と言われた。
まあ、確かに女性のおしっこはしゃがまなきゃいけないし紙もいるし不便この上ないとは思うが、そう言う問題なのか?
じゃあ、ベリーさんは普段は立っておしっこしているの?と聞くと「いえ、座っておしっこしてる」と言われた。
なんでやねん!
ゲイのフェラ友
ノンケとの出会い